国際謀略アクションの新境地!渡辺裕之『記憶の奴隷』
国際謀略アクションの新境地!渡辺裕之『記憶の奴隷』
影山夏樹、冷たい狂犬の新たな戦場
2022年2月23日、ロシア軍のウクライナ侵攻前夜。国家の諜報活動をフリーで請け負う日本人エージェント“冷たい狂犬”こと影山夏樹は、フランス国内治安総局DGSIの旧知の幹部から、局長の監視依頼を受ける。しかし、その局長はスパイ疑惑をかけられた直後、目をくり抜かれた死体となって発見される。
迫りくる欧州の危機
局長の死とともに残されたUSBメモリには、ロシアを揺るがす機密情報が隠されていた。影山はこの情報を巡り、欧州各国の諜報機関と壮絶な水面下の戦いを繰り広げる。ベルリン、ワルシャワ、モスクワへと続く影山の旅路は、次々と罠が仕掛けられた危険なものだった。
渡辺裕之が描くリアルなスパイ戦
『記憶の奴隷』は、渡辺裕之の代表作「傭兵代理店」と対をなす国際謀略アクション。リアルな諜報戦と緊迫感あふれる展開が読者を惹きつける。影山夏樹の冷徹な判断と、彼を取り巻く陰謀の数々が、最後まで息をつかせぬストーリーを紡ぎ出す。
角川文庫より発売中!
本作は角川文庫より発売されており、TOWER RECORDSなどのオンラインショップでも購入可能。スリリングな国際謀略アクションをぜひ手に取ってみてほしい。